第41回建築士事務所全国大会(和歌山大会)を開催しました


式典の様子 平成29年10月6日を中心に和歌山市にて、「時を紡ぐ 明日へと   ~ 歴史・文化・自然 ~ 」を大会テーマに、第41回建築士事務所全国大会(和歌山大会)を開催しました。  

 大会では、藤森照信氏の基調講演「歴史と文化と自然を活かした建築」、原田浩司氏 コーディネーターによるパネルディスカッション「木の国で語る」、大会式典(日事連建築賞表彰、年次功労者表彰等)を行い、全国の建築士事務所協会会員、来賓を合わせ、約1,500名が参加しました。
 6日から8日までの3日間は1階特別展示室すべてを使い、日事連建築賞受賞作品パネルや木の国ならではの木造建築物関連の展示を行い、県民の皆さまも来場し賑わいました。

 大会式典の前日5日には、次世代設計者が業務で抱える諸問題を共有し、青年が活躍できる新しい建築士事務所のあり方を探ることを目的に、『青年話創会(わそうかい)2017和歌山大会』を開催し、全国から約150名が参加し、活発に意見交換を行いました。
 

 ※第41回建築士事務所全国大会(和歌山大会)の詳細報告については、会誌「日事連」12月号に掲載します。 

 

青年話創会

<基調講演>
「歴史と文化と自然を活かした建築」
 藤森照信氏
 

<パネルディスカッション>
「木の国で語る」
 原田浩司氏 (コーディネーター)
 藤森照信氏
 腰原幹雄氏
 本多友常氏    
 安井  昇氏 

<日事連建築賞>
国土交通大臣賞を授与される
 (株)INTERMEDIA
    (長崎会)
          
<青年話創会>

テーマ:「今こそ本音で語ろう」
単位会での取り組み状況の報告及び各テーブルでの活発な意見交換

 
日事連大内会長 開催挨拶 
 

会長

  第41回建築士事務所全国大会の開催に当たり、主催者としてご挨拶を申し上げます。
 

 “連れもていこら紀の国 和歌山へ”~木の国で語る「一期一会」~ 和歌山大会へようこそお越しくださいました。
 大海原と深い森に囲まれ、特有の文化・歴史を刻み続けてきたここ和歌山での大会テーマを「時を紡ぐ明日へと~歴史・文化・自然~」と題し、全国の単位会の皆様方と一緒に開催できることを大変嬉しく思います。
 
 この地、和歌山ならではの基調講演、パネルディスカッション、そして特別企画展示等により、大会を盛り上げていただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
 和歌山会小川会長には、ぜひ和歌山で全国大会を開催してほしいとお願いし、近畿ブロックの協力もありましたが、会員が比較的少ない単位会でも「おもてなしの精神」があれば、この様な立派な大会を実施できることを証明してくれました。
 
 昨年の東京開催の際に、次代を担う青年が活躍できる新しい建築士事務所のあり方を探ってもらうため、初めて「青年話創会」を企画しました。今回も全国の単位会の皆様方の賛同を得、「青年話創会2017和歌山大会」を実施することができました。この場を借り御礼申し上げます。
 
 さて、平成27年6月には、日事連が推進した改正建築士法が施行されました。改正内容の普及活動を全国的に展開するとともに、設計・工事監理業を国民に理解してもらう必要があります。また、業務報酬基準(告示第15号)の見直しが始まり、2年程で改正される予定です。
 
 この様に設計・工事監理業務等に関するルールの整備が着実に進められており、我々もさらに「業の確立」を推進するため、努力していかなければなりません。

 建築士事務所が適正な評価と社会の信頼を得、社会的地位向上を実現するため、会員の理解と支援によりスクラムを組み、前進してまいりたいと思っております。

 最後に、日頃からお世話になり、また、大会開催に当たりご支援いただいた知事、市長はじめ県民の皆様、ご来賓の皆様に厚く御礼申し上げます。
 さらに、本大会の開催準備に当たられた和歌山会小川会長はじめ、役員、実行委員、会員そして近畿ブロックの方々、開催に関係された方々本当にご苦労様でした。これからも建築士事務所協会のためご尽力いただきます様お願いするとともに、2年後の福島大会の成功を期待し御礼の言葉といたします。
 
 


 

※ 平成30年度 第42回建築士事務所全国大会 ※

平成30年度 第42回建築士事務所全国大会は東京で開催されます。
多くのご来場をお待ちしております。 

  ○ 平成30年10月5日(金)  帝国ホテル
 


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